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12 May 2004

最近のミニラボ

 はじめてのアップもあとからよく読み返してみると、相変わらず日本語がおかしいところがあります。お恥ずかしい限りです。書いている時と頭の中に思い浮かんだ文章通りにタイピングできていなかったりと要因は色々あるんですが、まあ、お許しを。
 
 最近、某掲示板で、C社のSLRデジカメの画像が気に入っている人の話が出ていた。私はこういう日本人が多いから、写真が駄目になるんだなあと改めて思いました。要するに、ハイコントラストで、バキバキで、一見すると見栄えがいい写真です。
 これがいい写真に見えるようにしてしまった要因の1つに、私は某F社のミニラボシステムの画像がいけないのではないかと思っています。
 というのも、どこのカラーネガフィルムを使おうが、どのメーカーのカメラとレンズを使おうともほぼ同じような調子のプリントが1時間もすると出てきてしまうのです。これじゃ、みんなこれがいい写真というか、このイメージが標準になってしまいますね。便利になった反面、物の本質がわからなくなり、没個性になりました。実に悲しいことではないでしょうか。本当はそれぞれのネガカラーフィルムにも個性があるし、レンズの個性もあるのですが、このシステムを通すと、みんな同じような調子に変換されてしまうのです。便利な半面、本来のオリジナルの調子が失われ、個性のない画像の量産となってしまうというわけです。
 日本人はいつから、高彩度・高コントラストの画像が好きになってしまたのでしょうか?
 今考えてみると、ポジカラーフィルムが1990年代に入り、RVPが出てきたのが、そのおかしくなる前兆だったのだと思います。

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