The 50th anniversary of Tri-X film
先月4月にトライ-Xフィルム発売50周年記念フィルムパッケージのフィルムが売り出された。そういう物があるというのはつい最近知った。ということで早速買ってきた。
私が最初に写真を習ったのは小学生4年生の夏休みであった。そのとき、母のカメラを借りて、フィルムは指導の先生の言われるまま買った最初のフィルムが、このトライ-Xであった。
このトライ-Xも昨年当たりから新工場で生産されたフィルムに変わり、まだまだ作ってくれるんだと感動したものであった。私は実はT-MAXが出てからというもの、モノクロフィルムはほとんどがT-MAXを使うようになってしまった。Tri-Xは非常に思い出深いフィルムであり、たまに使いたいと思うときがある。
Tri-Xは、使いやすいフィルムであるが、現像処理が実は物凄くデリケートなフィルムであることはよく知られている。アマチュアが個人で、スモールタンクで現像すると大抵粒子が粗いネガが出来上がる。これはいくつか要因があるが(ここでは触れないが)、ちゃんと現像すると粒子の揃った綺麗なプリントしやすいネガができる。やはり、50年間愛されてきたフィルムであると改めて思うのであった。
最後に、Tri-Xがなくなるときがきっと銀塩システムの終焉になるのではないかとふと思う、きょうこのごろである。
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