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25 June 2004

ドイツ製引伸レンズがやってきた


最近モノクロプリントをしたくてたまらないのだが、お座敷暗室の我が家ではなかなか重い腰が上がらないので、プリントすることがめっきり減ってしまった。
 以前からドイツ製の引伸レンズを使ってみたくて仕方がなかった。本日中古ではあるが、ドイツの2大引伸レンズメーカーであるRodenstock社のRodagon80mmF4.0とSchneider社のComponon-S80mmF4.0がやってきた。どちらも4群6枚構成のガウス型レンズの引伸レンズである。
 本当はRodagonはAPOタイプが入手したかったのだが、出物がなかった。まあ、値段が中古といえでも倍以上違うから、おいそれと手が出せるものでもない。
 Schneider社のレンズは大判レンズではカリカリタイプと言われていて、Nikkor的な描写をするといわれている。それに対して、Rodenstock社のレンズは、階調描写の再現に優れていると言われている。実は昔旭光学商事(現ペンタックス販売)が、このRodenstock社のレンズを販売していたことを知っている人は極めて少ないだろう。
つまり、Rodenstock社のレンズはどちらかというとペンタックスの描写と合い通じるものがあるのである。

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NGC徒然期」カテゴリの記事

Comments

PENTAXがダーストの引伸機とともにRodenstockのレンズを販売していたのは知っています。一時、ダーストの引伸機が欲しく思ったことがありますが、予算内に収まらず断念。
ヨーロッパの写真、是非、プリントして下さいね。先日(といっても随分前)、ハンガリーのペーパーを使いました。RCにもかかわらず、深みのある仕上がりとなりました。

コメントありがとうございます。
5年以上の前の記事にレスがついたので、正直びっくりしております。
昨年ヨーロッパに行ってモノクロで撮ってきたので、本当は自家プリントしたいのですが、やっている暇がありません。

写真を語る人はモノクロ銀塩写真から分かって欲しいものです。現在所有の引伸レンズは、EBC Fujinon 80mm/f4.0 のみですが、かつては EL Nikkor 63mm.f2.8 とRodenstok Apo Rodagon 80mm/f2.8 を使っておりました。EL Nikkor 63mm は、アメリカのフォトジャーナリストからの依頼を受けて購入、使用したもので、シャープな描写が売りでしょう。63mmという半端は焦点距離は、最終的な描写性能を考えて作られた結果ではないでしょうか。35mmフィルムから引伸ばすとき、イメージサークルが50mmより少し大きな63mm はレンズの中心部の高画質の出るところのみが使用されるわけで、プリントされる写真は隅々までシャープに仕上がります。Apo Rodagon 80mm はドイツ製らしく国産に比べて少しまろやかにプリントする気がします。写真がデジタル化し、フィルムカメラや暗室用品が姿を消していくのは残念なことです。環境問題や薬品の人体への影響を考えると仕方のないことかもしれませんね。
EL Nikkor 63mm/f2.8 使用の作品例:
http://www.c-nisimoto.co.jp/sharaku-gallery200802.html
http://www.c-nisimoto.co.jp/sharaku-gallery200803.html
http://www.c-nisimoto.co.jp/sharaku-gallery200804.html

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