コーヒー
夏休みはどこも行かないことになったので、顔馴染のお店の食べ歩きに行っている。
大体が甘党なので、ケーキ屋さんやパン屋さんの吟味は厳しいものがある。
なぜかわが町には、人口46万人の地方都市にも拘わらずケーキ屋さんが多い。そのため、私は行ったことがないのだが、全国的にも有名なチャンピオン賞を取ったパティシエのケーキ店もあるようだ。
以前から感じていたのだが、最近のケーキは子供のころと違ってなんかコクがない店が多い。理由はほとんどのお店が、砂糖の量を控えているだけかと思いがちだが、実は味の大きな違いは、ケーキにはつきもののバターなのである。バターなんか実は使っていない店が多く、使っていても100%バターではないのである。
最初これがわからず、バター100%のお店を見つけるのに苦労した。それから、生クリームも乳製品の生クリームを使っているのが条件である。
わが町にもそのような条件を満たすケーキ屋さんが1軒があり、久々に本物のケーキを食べた時のショックは大きかったのはいうまでもない。それ以来このお店以外のケーキはほとんど買わなくなったのはいうまでもない。
前振りが長くなったが、このようなケーキに合うコーヒーがほしいと思ったが、実はそのケーキ店でもコーヒーとともにケーキを食する事が可能であるが、何か物足りないのである。
仕方ないので、わが町にもある生豆も置いてあるコーヒー問屋さんからコーヒーを買い、自分で入れてみることにした。さすがに焙煎まではできないので、焙煎済みのコーヒー豆と手挽きのミルとサイフォンを買ってきた。初心者なので、サイフォンはペーパーを入れる簡易型である。ミルは、ドイツのザッセンハウスの物である(写真)。学生の時に買って以来のミルである。何だか見ているだけでも、いかにもドイツの作りを感じさせる一品であり、学生の頃に持っていた日本製のミルとは異なり、切れ味もいいものであった。
今までドリップで入れていたが、サイフォン式のあっさりとした味わいが格別で、サイフォン式のコーヒーとバターを使ったコクのあるケーキとのマッチングが絶妙で、ゆったりとした時間を堪能することができた。これも休みではないとできないものだと思ったのであった。
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