漸く露よけヒーターシステム完成
天体写真をメイン?にしながらいつも横着していて、カイロで露よけをしていたが、ちゃんとした露よけヒーターをこしらえようと以前から準備しては、回路をまともに作ろうとしなかった。
今回赤道儀を新調したことから、アメリカの天体写真家のホームページを見ていて、向こうの人は何でも作る人が多いので、参考になるサイトがいくつも見つかった。
おかげでいままで動作原理は知っていたのだが、どういう回路かわからなかったカナダのJim Kendrickの露よけヒーターシステムと同様の回路が出ていたので、それを作ることにした。
要するに超有名なタイマーICであるNE555を使って、Duty比を変える発振回路で、生成された信号を増幅してその電力でヒーターをスイッチングして温度の上昇をコントロールするシステムとなっている。
先日手に入れたシュミットニュートン望遠鏡用のアルミフードに坂口電熱で入手したシリコンラバーヒーター(100V336W長さ2mを内部に巻きつけた)を組み込み、今回製作した露よけヒーターシステムにて早速ドライブしてみることにした。動作は確認したが、実際に威力を発揮できるか早く実践投入してみたい。
それにしても、毎回自分の自作力のなさを感じるが、今回も製作した1個目は全く動作しない基板ができてしまい、2台目に漸く動くものができたのはわれながら情けない。
私は恥ずかしいのであるが、秋葉原の秋月電子のキットを1つ目からまともに動くものを作ったことが過去に数度しか経験がなく、大抵2個目で漸く動くものができる。中には全く動かずに諦めてしまうものも多い。ということで、自作は安く上がるはずなのだが、結局市販品を買った方がやすかったということを何度も経験している。
実は今回もその手の例をあげたら次々に出てくる。
最近ケーブル類は秋葉原を丹念に探せば、自分でコネクターのハンダ付けせずにアセンブル済みの物が売られていることがわかった。恐るべし世界の秋葉原である。
今回の教訓
「作る前に足で探そう完成品」
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