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28 July 2007

日本の天文市場の問題点

 アストロアーツのホームページに同世代の天文マニアであり、業界人である中川昇氏の提言が出ていた。読んでいると全くその通りだと痛感した次第である。
私も仕事の方も色々あり、おまけに体調を壊したことから、ちょっと10年近く天体写真を余りやらない(やれない)時代があった。その間にデジタル化の並に晒され、あっという間に冷却CCDカメラと大口径時代を迎えた感が否めない。
 これでは初心者は入り込めないような気がした。
特にこの中川氏の提言が出ている版元の雑誌の天体写真コンテストはなかなかレベルが高く、私は銀塩時代から一度も入選したことがない雑誌である。まあ、単にレベルが到達していないということなのかも知れないが、この辺はおいておいての話であるが(汗)。そういうこともあって、後続雑誌になってからは全然応募する気さえ感じられない印象だ。内容は初心者向けなのだが、コンテストのレベルが高すぎる感じは否めない。(よくこの提言を載せてくれたよな?、これを載せられたということが逆にこの雑誌社の状態を表しているのかも知れないが)
もう一方の天ガは、Sky & Telescopeと提携している?ようなので、機材中心で、広告も多いので、商業誌としては、あの内容にならざるを得ないので、仕方ないと思うのである。よく批判する人がいるが、商業誌はどのも似たりよったりで,長く月刊誌を継続するためには仕方ないことである。そんな雑誌でも、しっかりとUnder18のコーナーを設けたりして、底辺底上げに取り組んでいると思える誌面作りの方を誉めるべきだと思うのであった。まあ、編集部のメンバーがかなり入れ変わってくれたのがよかったのでしょうね。以前かなり不買運動に近いものがありましたからね。今でもそういう人も多いようですけど、広告の多い雑誌はどの分野でもそんなもんだということを読者サイドも十二分に理解しておくのが、大人というものでしょう。本音は絶対に書けませんものね。

 その点、愛読誌であるアメリカのAstronomy誌は、その辺のバランス感覚が凄く、お手軽なカメラで撮影可能な地上の風景と天体の写真とかも積極的に採用している。この辺はコンテストとは別に門戸が開いているから、積極的にみんな写真を送るからだと思うのである。もし、採用されればちゃんと原稿料も支払ってくれるのである。やはり、世界最大の売上を誇る天文誌と国内の雑誌では志が違い過ぎるのかも知れない。

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