« ドイツ旅行記2 | Main | ドイツ旅行記4 »

25 April 2008

ドイツ旅行記3

 ライカの工場見学はあっという間に終わった感じであるが、次の目的地であるツアイスの聖地である旧東ドイツ側であったJena市を目指した。この日は世界最初のプラネタリウム館の投影を予約しているので、それまでに到着しないと行けないのである。 Imgp0159_2

 Jenaへは本格的なAutobahn(アウトバーン)A5線で東に向かう。ここで初めて200km/hオーバーの車の洗礼を沢山受けることになる。A5は一桁Autobahnなので速度無制限である。フランクフルトからヴェッツラーに向かう時は瞬間A3に乗り、そのあとA5に乗っているのであるが、距離が如何せん短く交通量も格段に多く、スピードがそんなに速くなかったのである。このJenaまでの移動が距離も長く本格走行だ。大抵、抜かしていくのはポルシェかと思うが意外に多いのがアウディTTだ。マナー悪いのもこのTTという感じで、ポルシェは大抵追い越し車線をそのまま巡航していくのに対して、BMWやTTはジグザクであおりながら行く車が多いのである。こちらの抜き方は結構際どく抜いていくのでテールアンドノーズのような感じだ。
 今回の運転で私が最高に出したのが160km/hで、このOPELは安定していて違うなあと思った次第です。途中景色がいい所が何箇所もあり、ドイツらしいいい景色だ。風力発電が実に多いことと菜の花畑に菜の花が咲いていて実に綺麗だ。 Imgp0129 途中遅い昼食を取る為にマクドナルドに入った。ここで昼食であったが、マックのドイツ式ハンバーガーを初めて食べてみた。これがおいしかったが、セットで6.95オイロであったのにはびっくりした。そのあと、隣のスタンドで初めてのセルフ給油に挑戦しました。それにしても高かった。
 Imgp0187m
Jenaのホテルはこれがまたわかりにくい所にあって、表通りから家と家の間にあるゲートを潜ると中にホテルの入り口と駐車場があるという代物であった。あとから「地球の歩き方」のガイドブックを見てわかったのであるが、Jenaで泊まったホテルは所謂日本で言うペンションというものに相当する宿であった。古い家だったので3階まで荷物を運び上げるのが大変だったのである。しかも、ドイツ語しか通じない。やっぱり東ドイツだ。ドイツ語会話のガイドブックを持って行ったおかげで、ホテルでガイドマップを無事入手できた。それとプラネタリュームの場所を聞く際に、このプラネタリウムの発音が通じなかったのには参った。結構違うのである。
16時くらいに着いたので、町中を散策。
 Imgp0230本日のもう一つの目的は本当は光学博物館に行きたかったのであったが、時間がないので間に合わなかった。元々無理な計画だったのである。まあ、Jenaのプラネタリウムだけ見られればいいので、20:30の投影があることが直前になってわかったので、それを予約しておいた。市内散策を兼ねて予め場所を確認、ショッピングモールに偶然にも今ある機械の前の機械なのか、もっと古い物なのかドイツ語がわからないので、どうしようもなかったが、その機械がこんなモールの中に自由に触れるような感じで置いてあった。だれも止まる気配もないので、みんなもう感心がないのだろう。
市内散策時にエルンスト・アッベの記念像を見つけた。Imgp0219m

像には屈折率と波長と光が曲がる角度との関係を表す公式d=λ/nsinαが刻まれている。要するに太陽光を厚みdのガラスに通した時の各波長での光の曲がり具合がその硝子の屈折率により変わることを表している式である。周辺の銅像は人の姿なのであるが、これだけなぜか公式が刻まれているのはなぜでしょうか? 顔は一応前にメダルのようなもので掲示されています。
ドイツに来てドイツのケーキをまだ食べていなかったので、早速Cafeに入ることにした。Toreteを頼みました。これだけ食べたら何だかもうお腹いっぱい。日本の2倍くらいあるのです。
城跡なのかなんだかわかりませんが、このすぐ側に写真スタジヲがあり、若いカップルがこの場所で色々な写真を撮ってもらっているのがスタジヲの展示でわかりました。なぜか芸術系モノクロヌード写真も展示してありました。プラネタリウムの時間までうろうろ市内散策して時間を潰しました。とにかくこちらはなかなか夜になりません(笑)。
Imgp0212ドームの大きさは直径23mで割と大きい物です。機械は2006年に今の機械になったようです。HPのドイツ語解説を読むと、このプラネタリウム館では5世代目のようです。
 定刻になると解説の人がコンソールに着きアナウンスがはじまりました。振り向いても顔は全く見えませんでした。コンソールの台が高いのでこちらからは全く様子が伺えません。まあ、自動投影だから仕方ないのかも知れません。 Imgp0243さて、イエナ市内散策も疲れ果てて、20:30からの投影ということで、メールの予約票には30分前に来てくれるようにドイツ語で書いてあったので、20時丁度位に行ってみた。最初ここが窓口なのかと事前に行ってみた場所(写真1)ではなくて、よく見ると切符(Karte)売り場は矢印であっちだということが書いてありました。中に入ってみるとプラネタリウムに併設されているCafe Barの隣にチケット売り場があったのでした。これじゃわからないのも無理もない。ここでもやっぱりドイツ語じゃないとわけわからないみたいだ。しょうがないから、最低限覚えてきた片言ドイツ語で何とか通じた。解説はドイツ語だけなのはいうまでもない。カードは使えなかった。ちなみに料金は大人8オイロ×2名である。日本の会社経営系の値段と大差ない値段でしょうか?
 開門までロビーで待つことになるが、実は一番乗りだったのです。数少ないテーブルと椅子のセットが2組だけ置いてあり、そこで座って待つことにしました。横を見るとコカコーラ系の自販機がある。日本でも昔あったようなびん用の自販機です。1.5オイロでスプライトを買ってみた。味は同じだ。
 待ってから10分位したらあっという間にロビーがほぼ満員状態で、子供から大人まで沢山の人が集まってきた。こんなに来てくれるのか!と感動すら感じました。席は指定席制なので、慌てて入る必要はありませんでした。実際に入ると座席配列は日本とほぼ似た南一方向向きの席で、現地の子供たちと反対のブロックのコンソールから見て右側の西北ブロック前から2列目の一番左の席でした。たぶん、うるさいので空いている側にわざとしたような感じで、ほとんどこちらのブロックには座っていませんでした。ある意味隔離された感じかな? ということでちょっと見難い感じも否めません。
  プログラムが始まり、正面に見えるツアイス最新式プラネタリウムが起動し始めました。1分くらいプログラムが始まったところで、全部真っ暗になってしまい、システムダウンしたようです。この瞬間何か解説の人がドイツ語で言ったようで、みんな大爆笑! こちらは何のことかさっぱりわからないので笑えませんでした。
 再起動して同じプログラムが再度始まり、先ほど止まった所で何事もなかったかのようにすんなり進みました。一体さっきの現象は何だったのでしょうか?
 今回のプラネタリウムのプログラムは、”Die Entdeckung des Weltalls – Mit Galileo auf Forschungsreise”(宇宙の発見-ガリレオによる探査)でした。訳はちょっとあれですけど、プログラムを見てこのガリレオの意味がわかりました。話の前半は日が沈んで惑星が見えて星空になり、空に輝く星には惑星と恒星があるという導入部があり、過去のエジプト時代の太陽系観の話から中世の宇宙観、ティコ・ブラ-エなどの天動説へと話が行き、ケプラーの話が出てきます。これらの解説をプロジェクターでガリレオ・ガリレイを演じる役者が出てきて説明しながら進めるというスタイルです。結構子供にも受けていました。話は地動説を唱えて迫害を受けたガリレオ・ガリレイの話へと持っていきます。そのあと最新情報としてボイジャーなどの探査機の写真から最新のガリレオ探査衛星の成果と話が進みます。ということで、実はこのタイトルは非常にガリレオをかけていて非常に裏の意味のあるタイトルなのです。ガリレオ・ガリレイの話の後、実は星座解説があり、星座絵や星の配列線とか解説の話は自動で進行しているのですが、ポインターは解説の人がマニュアルでポインターを示していたのには笑えました。これでは居眠りできませんね。ここで終わりかと思ったのですが、後半探査機に乗ったように錯覚に見せるあの手法をふんだんに使って衛星写真とCGを多用して作ってあり、かなり凝ったプログラムでした。こんな感じのプログラムは私の経験では日本で見たことがありません。かなりお金がかかっていて、声優さんと出演のガリレオ役の人などかなり凝ったものです。最後にキャプションが長々と出ました。

« ドイツ旅行記2 | Main | ドイツ旅行記4 »

旅行・地域」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

February 2023
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
無料ブログはココログ