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August 2008

30 August 2008

ペンタK-Tリングオスアダプターの製作

Imgp3121s
 入手したOrion社StarShoot Pro Deep Space Imager Cameraは取り付けられているマウントがTリング規格のメスネジが切られている。フランジバックは取扱説明書には18mmと書いてあった。その18mmの基準位置はどこからどこまでがよくわからないのではあるが、とにかく18mmと書いてあった。ペンタックスKマウントのフランジバックは45.46mmなので、27.46mmの長さのアダプターリングがあればカメラレンズが取り付けられることになる。
 そこで、片方にKマウントの受け側のマウントを付けてもらいそこを中継してTリングオスネジを切ったものを製作すればいいわけである。
 この手の加工を得意にしている所というと、すぐに思いつくのが光映舎さんだ。
 ということで、これを御願いした試作機が本日出来てきたのである。
 

28 August 2008

ICX413AQ

ORION社StarShoot ProのCCDはソニーのICX413AQである。発表されたのが2002年2月20日で、今となってはもう古い製品という感じであるが、以下の仕様である。
●主な仕様
型名 『ICX413AQ
イメージサイズ 対角28.40mm(1.8型)
形式 インターレーススキャン・インターライントランスファー方式
有効画素数 約615万(3040水平×2024垂直)
総画素数 約631万(3110水平×2030垂直)
ユニットセルサイズ 7.8μm×7.8μm 正方画素
色フィルター配列 原色モザイク配列
最大水平駆動周波数 25MHz
センサー飽和信号量 900mV
感度 1060mV
スミア値 -100dB
パッケージ 34pin plastic DIP
外形寸法 37.2(H)mm×25.4(V)mm×2.6(t)mm(リード含まず)

何と昔の記事を見てみたら、当時のサンプル出荷価格が60万円だったのである。
まあ、安くなったから冷却CCDカメラもこの値段で出てきたのだということだと思うのであった。

Icx413aq_spectrasensitivityemission


ICX413AQの分光感度がテクニカルシートに出ていたが、Bの感度は悪いがRの感度がいいのがわかる。つまり、DSLRではカットしていた赤の感度はもともと高いCCDであることがわかる。
ということで、分光感度的には天体には向いたCCD特性と言えよう。

24 August 2008

SSPDSIのサイト

 こう毎日雨ばかり降っていると折角買った機材の出番がない。今週はどうも予報ではずっと雨のようだ。この雨の要因はどうも最近ひまわりの衛星写真を見ていると、お隣中国から雲が発生し、発達した後に日本にやってきて雨を降らせているような雲の動きに見えるような感じである。素人判断だから何ともいえないが、中国の発展と共に排出される煤煙や窒素酸化物や硫黄酸化物による大量のエアロゾルの放出による凝固点降下による雨粒の形成促進が原因かと勝手に思っている。

 さて、仕方ないので先日買ったアメリカ・オライオン社StarShoot Pro Deep Space Color Imager Camera(SSPDSCI)であるが、このカメラで試写されたサイトを見つけたので、紹介しておく。

大体これを見ると、12分から15分露出を7枚から14枚くらい加算しているようだ。中には30分露出も含まれているようだ。この傾向から見ると、StarlightExpress社SXV-25Cと似ている感じだ。
SSPDSCIもSONY ICX413AQなので、ほぼ同じだと思う。

後継のStarlightExpress社SXVF-25CはSONY ICX453AQのようなので、ちょっと特性が異なるようだ。

23 August 2008

PHDguidingV1.9

8/21にStark-labのオートガイドソフトのPHDguidingがV1.9にバージョンアップしていた。

21 August 2008

StarShoot Proのダークフレーム

 Orion社(USA)のStarShoot Pro Deep Space Color Imaging Camera(SSPDSC)のダークノイズが皆さん気になるだろう。
 とりあえず10分露出のダークフレームを上げておきます。外気温26℃です。
このカメラの欠点は冷却温度が出ないことが挙げられます。どうやってダークフレームライブラリーを構築するかとか温度管理はどうするかが課題です。

Dafrk600s26deg_0002ns
こちらがレベルを最低0にして、上の最大を10000にしたときの画像です。


Dafrk600s26deg_0002s
こちらは強調した画像です。
問題は、よく見ると横に線状のノイズがいくつか走っているのがわかります。このノイズはどこから乗るのかわかりません。一応これは、もともとついてきたDC電源ケーブルにフェライトコアが付いていなかったので、これを取り付けた時のもので、付けても付けなくても同じ結果でした。
念のため、USB2.0ケーブルもフェライトコア付きのもの交換しています。






それから、上げたファイルのFITSの中身は以下です。
SIMPLE = T
BITPIX = 16 /8 unsigned int, 16 & 32 int, -32 & -64 real
NAXIS = 2 /number of axes
NAXIS1 = 3040 /fastest changing axis
NAXIS2 = 2024 /next to fastest changing axis
BSCALE = 1.0000000000000000 /physical = BZERO + BSCALE*array_value
BZERO = 32768.000000000000 /physical = BZERO + BSCALE*array_value
INSTRUME= 'Orion SSDSI' / instrument or camera used
DATE-OBS= '2008-08-21T14:27:57' /YYYY-MM-DDThh:mm:ss observation start, UT
EXPTIME = 600.00000000000000 /Exposure time in seconds
EXPOSURE= 600.00000000000000 /Exposure time in seconds
XPIXSZ = 7.8000000000000007 /Pixel Width in microns (after binning)
YPIXSZ = 7.8000000000000007 /Pixel Height in microns (after binning)
XBINNING= 1 /Binning factor in width
YBINNING= 1 /Binning factor in height
XORGSUBF= 0 /Subframe X position in binned pixels
YORGSUBF= 0 /Subframe Y position in binned pixels
IMAGETYP= 'Dark Frame' / Type of image
SWCREATE= 'MaxIm DL Essentials 2.00' /Name of software that created the image
SBSTDVER= 'SBFITSEXT Version 1.0' /Version of SBFITSEXT standard in effect
CSTRETCH= 'Medium ' / Initial display stretch mode
CBLACK = 555 /Initial display black level in ADUs
CWHITE = 973 /Initial display white level in ADUs

Dark1200s28deg_0001s28deg20minlevel

こちらは外気温28℃20分露出のダークフレームで、同様に最小0で最大10000にステライメージV5で設定したものです。
SIMPLE = T
BITPIX = 16 /8 unsigned int, 16 & 32 int, -32 & -64 real
NAXIS = 2 /number of axes
NAXIS1 = 3040 /fastest changing axis
NAXIS2 = 2024 /next to fastest changing axis
BSCALE = 1.0000000000000000 /physical = BZERO + BSCALE*array_value
BZERO = 32768.000000000000 /physical = BZERO + BSCALE*array_value
INSTRUME= 'Orion SSDSI' / instrument or camera used
DATE-OBS= '2008-08-17T06:33:04' /YYYY-MM-DDThh:mm:ss observation start, UT
EXPTIME = 1200.0000000000000 /Exposure time in seconds
EXPOSURE= 1200.0000000000000 /Exposure time in seconds
XPIXSZ = 7.8000000000000007 /Pixel Width in microns (after binning)
YPIXSZ = 7.8000000000000007 /Pixel Height in microns (after binning)
XBINNING= 1 /Binning factor in width
YBINNING= 1 /Binning factor in height
XORGSUBF= 0 /Subframe X position in binned pixels
YORGSUBF= 0 /Subframe Y position in binned pixels
IMAGETYP= 'Dark Frame' / Type of image
SWCREATE= 'MaxIm DL Essentials 2.00' /Name of software that created the image
SBSTDVER= 'SBFITSEXT Version 1.0' /Version of SBFITSEXT standard in effect
CSTRETCH= 'Medium ' / Initial display stretch mode
CBLACK = 556 /Initial display black level in ADUs
CWHITE = 1436 /Initial display white level in ADUs

16 August 2008

StarShoot Proカメラを入手

 23 May 2008の日記に書いたアメリカ・カリフォルニア州にあるOrion社のAPS-Cサイズカラー600万画素CCDを搭載したStarShoot Pro Deep Space CCD Color Imaging Cameraが本日発注先のオーストラリアから届いた。残念なことは日本にORION社から直接売ってくれないので、オーストラリアの望遠鏡屋さんから買った。本当はアメリカから買えばいいのであるが、Orion社は日本向けには販売してくれない会社で、いい製品が多いのに以前から残念に感じているメーカーの一つである。最近はテレビュージャパンでお馴染みの(株)ジズコで扱いだしているようである。何だか私が目をつけて、個人輸入したり、ここで紹介した製品はここで扱う感じが最近しないでもないImgp3013s
Imgp3011s
到着して早速開けると、立派なアルミアタッシュケースが出てきた。中に一式が詰め込まれていた。
Imgp3012s

Imgp3016s


CCDは、ペンタ*istDやニコンD70と同じソニーのSony ICX413AQ SuperHAD CCD Color撮像素子を搭載している。写真を見ると改めて大きいと感じる。天体用冷却カメラは小さなCCDが多かったので、APS-Cサイズは大きくていいなあと改めて感じました。

Imgp3028sSTF社Mirage-7に付けるとこんな感じです。

04 August 2008

40000アクセス

 カウンターを表示させる前からカウンター機能は活かしていたのであるが、本日40000アクセス到達しました。
ありがとうございました。
 最近blog更新時間があまりないので、ほとんど更新できていませんが、これからもご贔屓に。

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