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February 2009

28 February 2009

ハーモニックドライブ赤道儀

10305l
ここの所当地は天気が悪く、折角明るい彗星であるルーリン彗星が地球に接近していても全然見ることができない。以前から気になっていたCHRONOS社(カリフォルニア州、USA)HDシリーズという新しい駆動方式の赤道儀について調べてみた。
この赤道儀が最初に紹介されたとき、まるで日本の工場現場にたくさん並んでいる産業用ロボットを思い浮かべた。実は全く同じといっても過言ではない。産業用ロボットでは当たり前に使われているのが、ハーモニックドライブと呼ばれる方式の駆動方式で、低速から高速までを連続的に加減速できる駆動方式である。しかもバックラッシュがないのが特徴である。今までの赤道儀はどんな架台形式でも大抵ウオームギヤ方式であるため、その駆動方式によっては、減速ギヤによるバックラッシュがどうしても発生していた。この赤道後はその機構がないので、バックラッシュが原理的に発生し難い原理なのである。これは追尾精度の向上と導入精度の向上が期待できる方式である。なぜいままでなかったのでしょうか? 赤道儀界の”まるで一眼レフカメラのAFの超音波モーター方式”みたいなものである。
この同社のHDシリーズは、搭載重量の違う4機種がラインナップされていて、60kg級から500kg級のものがある。小型のHD20型は、最小ブロックが約20kgと何とか一人で組み立てが可能である。値段は日本円で140万円くらいである。ASCOMコントロールができるので、いろいろなソフトウエアからコントロールが可能である。この赤道儀はバランスウエイトが不要で、子午線通過時にもそのままフリップしないで使用できるので、捜索や連続観測には向いている。最近のL型赤道儀と同じように使える。受注生産で納期は約120日である。

27 February 2009

Astonomy June,2009

Astronomy6月号から、新天体捜索者であり天文学者であるD.Levy博士が同誌のコラムニストに新たに加わるということで、今から楽しみである。

26 February 2009

オランダの新製品の赤道儀

Mesu_mount_03_2オランダのMesu-Optics社からフリクションホイールを使った大型移動式赤道儀が発売されている。この方式の特徴は、バッククラッシュがない点である。
移動式で65kgX2という最大負荷と大きな鏡筒も載せられる。

25 February 2009

ダイレクトドライブ赤道儀

Montierungmount
オーストリアの天体望遠鏡メーカーAstro Systeme社から新しい赤道儀Direct Drive Mount 85が発売された。価格は12500EUROで,日本円で150万円くらいだ。搭載重量65kgである。特徴は導入精度が10秒以下である点である。

24 February 2009

ルーリン彗星地球最接近

本日24日は、ルーリン彗星(2007N3)が地球に最接近する日であるが、残念ながら前線が停滞していて晴れるどころか雨となってしまった。新月のジンクスで大抵なぜか晴れないものである。特に今回のようなイベントがあるとなぜか晴れにくいのである。ということで、星の写真は簡単だよね?という人がたまにいるが、実はお天気次第なので、簡単には決して撮れないのである。

21 February 2009

ルーリン彗星見えるかな?キャンペーン

Title_lulin_campain
今年2009年は国際天文年ですが、国立天文台は今丁度地球に接近して明るくなっているルーリン彗星の観望キャンペーンをやっている。

20 February 2009

本当に明るくなってきたLulin彗星

2/20のルーリン彗星は動きも早いので、どうしても尾の写真を撮るにはメトカーフガイド法による撮影が必要となる。メトカーフガイドは、通常は移動速度に合わせ赤道儀のモーターをコントロールして行うのが普通であるが、最近は明るい彗星であれば、自動ガイドで行うことができる。私は百武彗星の時に初めてST-4を使用して、この方法で彗星自動ガイドができたのを思い出す。あの当時はまだそれをやって人は少なかったのではないだろうか。ルーリン彗星は、これだけ明るいと彗星の核をガイド星にした自動ガイドで追尾するのが一番簡単な方法であるので、本日はこの方法で撮影してみた。
Lulin_300s_0003msComet Lulin(2007N3)
14h34m31s, 20 Feb., 2009(UT)
SMC PENTAX A★1:2.8/400(IF), IDAS LPS-V3 filter, Orion StarShoot Pro Deep Space Color Imager,
Exp.300sec.X1frame, Vixen Sphinx mount, FC-60+Meade DSIpro Camera autoguided by PHDguidingV1.10.0

Img_1467ms固定撮影によるLulin彗星
Canon EOS-20Da(ISO800), Exp.10sec., SIGMA EX30mmF1.4(F2.0)

19 February 2009

ルーリン彗星肉眼で確認

2/18 26時くらいにほぼ南中したルーリン彗星を肉眼で確認することができた。かなり大きく広がっていて、ボーとした拡散した姿が印象的である。双眼鏡(15×80)で見ると、まるでピンボケのM13のような球状星団のような感じに見え、かなり大きい感じだ。地球に接近しているので動きは早い。
Lulin120sx10s_4
Comet Lulin(2007N3)
16:01:48, 2009/02/18UT
Exposure 1200sec.(120sec.X10Frames)
SMC PENTAX A*1:2.8(F2.8)+IDAS LPS-V3 Filter+Orion StarShoot Pro Deep Space Color Imager,
Vixen Sphinx mount, Takahashi FC-60+Meade DSIpro auto-guided by PHDguiding V1.10.0
この彗星は相変わらず尾が予報と反対向きに見える。

16 February 2009

144p串田彗星(2/16)

144p_120sx10Comet 144p/Kushida

13h40m43s, 16 Feb., 2009(UT),
SMC TAKUMAR/6X7 200mmF4(F4), ORION StarShot Pro Deep Space Color Imager, VIXEN SPHINX mount, Unguidied tracking, Exp.120sec.X10frames
串田彗星が相変わらず明るい。

13 February 2009

春一番

本日東京は春一番が吹いた。南から温かい風が吹いている。今年は本当に暖冬みたいですね。地球温暖化の影響なのでしょうけど、決して炭酸ガスの影響ではなく、赤道付近に発生する水蒸気量が増加したことによる大気大循環がおかしくなっていることに起因している。いずれにしても化石燃料の消費によるものであるから、脱石油依存を早々に進めないと行けないのはいうまでもありません。水素を使うシステムに早くなることを願うばかりです。

09 February 2009

半影月食は見えないことに

今宵は満月であり、半影月食が全国で見られるが、私の住んでいるところは天気が悪くて見られそうにない。

07 February 2009

カーボン鏡筒が熱い

 最近海外の天体望遠鏡の鏡筒は、カーボン鏡筒になっているものが増えている。
理由は、軽いことと熱膨張率が小さくピントのずれが少ないからだ。
 鏡筒が軽く出来るので小型赤道儀でも一クラス上の大きさの鏡筒を載せることができるのである。

 日本ではタカハシ製作所がε-250にε-250Cというカーボン鏡筒仕様のものが出たのが恐らく最初ではなかったのではないだろうか? 素材は確か日本石油社製の物からなっていたものでした。

 そのあと量産モデルでカーボン鏡筒を使ったものとしては、セレストロンC8、C11の鏡筒にカーボン仕様のものが登場し、現在にいたっている。
 アメリカではシュミカセが多いので、サードパーティメーカーからカーボン鏡筒に変更するカーボン鏡筒だけ売っている所が確かあったと思う。

 その後、数年前に明るい光学系のアストログラフを作っているイタリアのメーカーとオーストリアのメーカーが確かカーボン仕様の鏡筒を出していた。

 そのあとは、カーボン鏡筒というと昨年あたりに出たWiiliamOptics社の屈折望遠鏡がカーボン鏡筒で登場したのが、最初ではないだろうか。今ではTMBもカーボン鏡筒を出している。

 最近笠井トレーディングから出たGS社リッチ-クレチアン鏡筒もカーボン鏡筒である。

 それから、昨年発表されたイギリスのOrion Optics UK社から出された補正光学系を内蔵したダールカーハム式天体望遠鏡もカーボン鏡筒だ。ことしになって同社はカーボン鏡筒の放物面ミラーを4枚構成の補正レンズでフラットな像を作り出すアストログラフが発表され、これもカーボン鏡筒である。

 これからは鏡筒はカーボンの時代ですね。
 本当は日本がこの複合素材はお得意なはずであるが、なぜか天体望遠鏡に採用した例が極めて少ないことは残念なことである。。

Comet Lulin 2/6

Lulin_300sx8sComet Lulin
18:44:34, Feb.06, 2009(UT)
SMC PENTAX A★1:2.8/400(F2.8), IDAS LPS-P2 filter, Orion StarShoot Pro Deep Space Color Imager, Vxen SPHINX mount, auto-guided by Takahashi FC-60 with Meade DSIpro camera & PHDguiding V1.10.0

今朝初めて双眼鏡でLulin彗星を見てみた。かなり大きく広がっていて、町中から見ると明るい彗星といえどもしょぼく見えてしまう。

03 February 2009

California星雲

California_180sx7s_3カリフォルニア星雲

SMC PENTAX A☆1:2.8/400(F2.8), IDAS LPS-P2 filter, Orion StarShoot Pro Deep Space Color Imager,
VIXEN SPHINX mount, Auto-guided by Takahashi FC-60+Meade DSIpro camera PHDguiding V1.10.0,
12:24:53.000, 2009/02/01 UT, Total Exposure 1440sec.(Exp.180sec.X8frames)

フラット画像のいいものがようやく取得できて周辺減光の補正がうまくいったものが得られた。

02 February 2009

Lulin彗星2/2

Lulin_60s_111120sComet Lulin

9:26:43, Feb.01, 2009(UT)
SMC PENTAX A☆1:2.8/400(F2.8), IDAS LPS-P3 filter, Orion StarShoot Pro Deep Space Color Imager,
Exposure 600sec.(60sec.X10), Vixen SPHINX mount, Auto-guided by FC-60+Meade DSIpro PHDguiding V1.10.0

アンチイオンテイルが見える。

01 February 2009

串田周期彗星がヒヤデス星団の中に入りました

144p_60sx10s_2Comet Kushida was approaced with Aldebaran in Tau.

11:12:43, Feb.01, 2009(UT)
SMC PENTAX A☆1:2.8/400(F2.8), IDAS LPS-P2 Filter, Orion StarShoot Pro Deep Space Color Imager, VIXEN SPHINX mount, Auto-guided by FC-60+Meade DSIpro+PHDguiding V1.10.0,
Exp.600sec.(60secX10)

串田彗星が明るくなっていて、ヒヤデス星団の中に移動してきた。APS-Cサイズに400mm超望遠レンズの組み合わせでも十分収まる距離にまで同彗星がアルデバランに接近してきた。

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