« Comet Lulin 2/6 | Main | 半影月食は見えないことに »

07 February 2009

カーボン鏡筒が熱い

 最近海外の天体望遠鏡の鏡筒は、カーボン鏡筒になっているものが増えている。
理由は、軽いことと熱膨張率が小さくピントのずれが少ないからだ。
 鏡筒が軽く出来るので小型赤道儀でも一クラス上の大きさの鏡筒を載せることができるのである。

 日本ではタカハシ製作所がε-250にε-250Cというカーボン鏡筒仕様のものが出たのが恐らく最初ではなかったのではないだろうか? 素材は確か日本石油社製の物からなっていたものでした。

 そのあと量産モデルでカーボン鏡筒を使ったものとしては、セレストロンC8、C11の鏡筒にカーボン仕様のものが登場し、現在にいたっている。
 アメリカではシュミカセが多いので、サードパーティメーカーからカーボン鏡筒に変更するカーボン鏡筒だけ売っている所が確かあったと思う。

 その後、数年前に明るい光学系のアストログラフを作っているイタリアのメーカーとオーストリアのメーカーが確かカーボン仕様の鏡筒を出していた。

 そのあとは、カーボン鏡筒というと昨年あたりに出たWiiliamOptics社の屈折望遠鏡がカーボン鏡筒で登場したのが、最初ではないだろうか。今ではTMBもカーボン鏡筒を出している。

 最近笠井トレーディングから出たGS社リッチ-クレチアン鏡筒もカーボン鏡筒である。

 それから、昨年発表されたイギリスのOrion Optics UK社から出された補正光学系を内蔵したダールカーハム式天体望遠鏡もカーボン鏡筒だ。ことしになって同社はカーボン鏡筒の放物面ミラーを4枚構成の補正レンズでフラットな像を作り出すアストログラフが発表され、これもカーボン鏡筒である。

 これからは鏡筒はカーボンの時代ですね。
 本当は日本がこの複合素材はお得意なはずであるが、なぜか天体望遠鏡に採用した例が極めて少ないことは残念なことである。。

« Comet Lulin 2/6 | Main | 半影月食は見えないことに »

Astronomical Equipments」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference カーボン鏡筒が熱い:

« Comet Lulin 2/6 | Main | 半影月食は見えないことに »

November 2021
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ