« Blue Moon | Main | Alluna Optics »

03 February 2010

構想&疑問1

 いつかは自宅に天文台がほしいと子供のころから夢を抱いていた。しかし現実は、そうなっていない。
 けれども私の場合、実は某所にドームをすでに持っているのでちょっと事情が厳密には違う。あくまで自宅にないのである。観測所のある場所は家から車で一時間かかる山の上にある。借りている方の事情で、山の手入れができなくなり、それに伴い私の観測所も視界が遮られ、もう森の中になってしまった。実にもったいない話なのである。Myobs1988101sドームが設置されたのが1988年10月頃である。山の山林の一角を借りて、そこに深さ1m×3m×3mの大きさのコンクリート基礎を打ってある。ここまでは業者の方にお願いした。その値段約13万円位である。その上に自分で世紀興産の指定通りにコンクリートブロックを円形に組んで、アンカーボルトを指定の位置に敷設して、ドーム到着を待ったのであった。ドームはCOSMOドーム2.5mでFRP製である。このドームにしたのは安かったことを当時このドームは値段が安かったので、結構あちこちに設置されていたのである。私も登谷山の某天文台や光映舎さんの自宅ドームなどを事前に見学させてもらったのであった。ニッシンドームもコメットハンターの谷中氏や同じ県内に自宅に同社のドームを設置したK氏のドームも見学させてもらったのであった。ドームは途中4tトラックが入れなかったので、下から大人4人で30m程運搬して設置した。大家さんにも手伝ってもらって本当に感謝であった。Myobs1988104s_2当時はこんな感じの空で、視界もよかったが、現在はドームは森の中に埋まってしまっている。ということで、どこかで思い切って観測所を移設しないと行けない。Myobs1990111s作った当時は独身でそれなりに無理をしたが、今考えると資金面といろいろな方々の人的な協力が得られていい具合にできたと思う。若さも当然あったのはいうまでもない。やはり地面に直に設置するというのは、何も考えなくていいので楽だと思った次第である。
Myobs1990121s問題は後付けで赤道儀だけで250kgもある機材を乗せられるだけの強度がわが家で実現できるかである。機材はアスコSX-260PW赤道儀で、鏡筒は高橋製作所のMT-250(D250mmF6)ニュートン反射(重さ39kg)である。
 最近、ブログの普及で昔よりドームやスライドルーフを自宅に設置した方が結構いらっしゃるのが最近ネット検索をしてわかった次第である。当時と比べると確実に自宅観測所が増えたような気がする。私が住む家から徒歩で10分ほどのところに協栄産業のFRPドームを屋上に設置している立派なご自宅がある。これを毎日通勤途中で見るとうらやましいなあと思うのである。
 しかし、我が家は残念なことに屋上のない木造従来工法の家であり、このような住宅に後から設置した例となると意外と少ないのが実情のようだ。軽い機材といってもそれなりの大きさの赤道儀であったが、あとから自作ドームをご自宅に載せていた青木源四郎先生のご自宅を思い出す。先生は何でも自作されていたのであった。先生のドームは、塩ビパイプと帆布で作られた自作ドームで、当時の天文ガイドに移動用のテントドームの自作記事が載ったので、当時を知っている方はご記憶があるかも知れない。同じ形式で何と自宅の2F屋根裏部屋にドームが載っていたのである。このドームは先生の書斎から折りたたみ式のはしごで屋根裏のドーム室に入るもので、狭い所にかなり無理して作られたものであった。当時三鷹光器の20型赤道儀にセレストロンC8が搭載されていたもので、C8だからうまくコンパクトにできたという天文台であった。当時目盛り環を使って天体を導入していたので、東京の空でも肉眼では見えない色々な天体をすばやく入れられるのを今でも思い出すのである。
 ということで、私も2Fの自分の部屋から屋根裏の秘密基地をこしらえて、いつかは天文台を持ちたいと思った次第であった。

« Blue Moon | Main | Alluna Optics »

My Observatory」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

« Blue Moon | Main | Alluna Optics »

November 2021
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ