Astro-Physics MACH1-GTO
先日たまたまAstro-Physics社のホームページを見ていたら、同社の一番小型の赤道儀であるMACH1-GTOの注文を未だに受け付けていることがわかった(注:3/25現在)。同社の赤道儀は期日を決めて注文をまとめて取る方式で、ほしくてもなかなか注文できないということを聞いていた。たとえ予約できてもいつ手元に届くかわからないというものである。それが、すぐに手に入るということで驚いている。恐らくリーマンショックの影響による世界的な景気後退の影響が出ているのではないだろうか?
さて、この赤道儀は最大搭載重量20kgで、ライバルはロスマンディG-11/8とかになるのでしょうか?。お値段はその倍くらいしますが、追尾精度が±3.5秒角とこのクラスとしては格段の高性能赤道儀である。お値段(本体$5950、専用ピラー三脚$1550)といい性能といい、三鷹光器GN-170を彷彿させるクラフトマンシップにあふれた赤道儀である。この赤道儀の特徴は、そのほかに上位機種と同じように赤緯体と極軸体に分割できるのは当然ですし、PramountME赤道儀と同じように、モータの配線やCCDカメラなど電気配線を赤道儀の内部に配線できるようにパイプスルー構造になっているのです。この構造は同社が天体写真のこよをよく熟知している現われの1つでしょう。強いて難点をいうとデザインの色の配色がロスマンディと酷似していることでしょうか?。なぜ上位機種と同じクリームホワイトを主体とした配色デザインをしなかったのでしょうか不思議でなりません。
この赤道儀のSky&Telescope December2007号の別刷り記事は無料で読むことができます。
お金に余裕があれば、いつか購入してみたい赤道儀の一つです。
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