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March 2019

26 March 2019

Canonから新しい高感度CMOSセンサー発表される

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24 March 2019

天文アマチュアのための12の戒め

海外のサイトにおもしろものを見つけた。
The Twelve Commandments for Amateur Astronomers:
アマチュア天文学者のための十二の戒め:
1.Thou shalt have no white light before thee, behind thee, or to the side of thee whilst sharing the night sky with thy fellow stargazers.
あなたはあなたの前、あなたの後ろ、またはあなたの側に白い光を当てることはできませんが、あなたの仲間の観望者と夜空を共有することはできません。
コレは天体写真撮っている人とドブソニアン等で眼視観望派や流星観測している人とは観測場所を共有できないということですね。
2.Thou shalt not love thy telescope more than thy spouse or thy children; as much as, maybe, but not more.
あなたはあなたの配偶者やあなたの子供たちよりもあなたの望遠鏡を愛さないでください。それだけでなく、それ以上ではありません。
コレは「家族を大事にしないと行けないですよ。」ということです。最悪離婚や家族崩壊に。
3.Thou shalt not covet thy neighbor's telescope, unless it exceeds in aperture or electronics twice that of thy wildest dreams.
あなたの最大の夢のようなものの2倍を超える口径または電子機器の値段を超えない限り、あなたは隣人の望遠鏡を切望してはならない。
コレは「隣の芝はよく見える」ということです。分相応の機材にしましょうということでしょう。
4.Thou shalt not read "Astronomy" or "Sky & Telescope" on company time, for thine employer makes it possible to continue thine astronomical hobby.
あなたは会社の時間にアストロノミー誌やスカイ&テレスコープ誌を読んではいけません、あなたの雇用主はあなたの天文趣味を続けることを可能にします。
コレは当たり前ですね。釣りバカ日記の浜ちゃんになってはいけません。
5.Thou shalt have at least two telescopes so as to keep thy spouse interested when the same accompanies thee under the night sky or on eclipse expeditions to strange lands where exotic wild animals doth roam freely.
あなたの配偶者が夜空の下で、または日食遠征の際に、エキゾチックな野生動物が自由に歩き回る奇妙な土地に同行するとき、あなたの配偶者を興味深く保つために、あなたは少なくとも二つの望遠鏡を持っているべきです。
コレは当たり前ですね。
6.Thou shalt not allow either thy sons or thy daughters to get married during the Holy Days of Starfest.
あなたは星祭の聖日の間にあなたの息子たちもあなたの娘たちも結婚することを許してはなりません。
コレはキリスト教と関係があるので意味が私にはわかりません。
7.Thou shalt not reveal to thy spouse the true cost of thy telescope collection; only the individual components, and that shall be done with great infrequency.
あなたはあなたの望遠鏡のコレクション本当の費用をあなたの配偶者に明らかにしてはならない。個々のコンポーネントだけ、そしてそれは非常にまれに行われるものとします。
コレはもう家庭内大蔵省の金鱗に触れないように気をつけないと行けないということです。どの国も一緒ですね。(笑)
8.Thou shalt not buy thy spouse any lenses, filters, dew shields, maps, charts, or any other necessities for Christmas, anniversaries, or birthdays unless thy spouse needs them for their own telescope.
あなたの配偶者が自分の望遠鏡のためにそれらを必要としない限り、あなたはあなたの配偶者にクリスマス、記念日、またはあなたの配偶者
の誕生日のために、レンズ、フィルター、露避け、星図、地図またはその他の必需品を買ってはいけません。
コレはもう7と一緒ですね。そんなことは絶対にしてはいけません。
9.Thou shalt not deceive thy spouse into thinking that ye are taking them for a romantic Saturday night drive when indeed thou art heading for a dark sky site.
あなたは確かにあなたが暗い空の場所に向かっているときに、あなたがロマンチックな土曜日の夜のドライブのために彼らを連れて行っているとあなたの配偶者を欺かせてはいけません。
コレはよくわかりませんが、まあそうなのかと思います。いいと思っているのはあなただけなのかも知れなせんからね。
10.Thou shalt not store thy telescope in thy living room, dining room, or bedroom, lest thou be sleeping with it full time.
あなたの望遠鏡をあなたの居間、食堂、または寝室に保管してはいけません。
コレはやるべきではないですね。邪魔扱いされます。最悪ひっくり返されて壊されるかも知れませんからね。
11.Verily, observe not through thy neighbor's AP or Tak, lest thee be utterly consumed by the lust of apo-fever, and thy brain and thy bank account shall shrivel and wither like branches in a flame.
本当に、あなたの隣人のAP(Astrophysics社の製品のこと)やTak(タカハシ製品のこと)を通してではなく、あなたがアポ熱の欲望によって完全に消費されないように注意してください、そしてあなたの頭脳とあなたの銀行口座は炎の中で枝のように縮んで枯れなければなりません。
コレは高級品であるアストロフィジックス社とか日本製のタカハシの高い屈折望遠鏡に目が眩んではいけないということでしょう。
12.Verily, observe not through thy neighbor's Dob of Goliath, lest thee be lain bare to the fires of aperture-fever, and thy sanity, thy sacroiliac and thy life savings be crushed as ye grapes of wrath.
本当に隣人のゴリアテのドブソニアンを通してではなく、あなたは口径熱の火に裸でいるようにしないでください、あなたの正気、あなたの聖杯とあなたの命を救うことはあなたがたが怒りのぶどうのようにつぶされることです。
コレは大口径ドブソニアンを見てしまうと欲しくて欲しくて堪らなくなってしまうという戒めでしょう。海外はとんでもない大きなドブソニアンがスターパーティに行くとたくさんありますからね。
こうやって見るとどのお国も趣味に関しては一緒なんだとつくづく思います。
皆さんも気をつけましょうね。
そういってもなかなか止められないのがこの趣味の悲しい性ですね。
最近はポチリヌス菌も蔓延いていますから、皆様もくれぐれも感染しませんように気をつけましょう。

23 March 2019

最近の天文機材で思うこと1

光学製品といえども最近はカメラを中心にデジタル化の波で、携帯いやスマホの普及でデジタルカメラもその市場が奪われようとしている。そんな中デジタルカメラでもコンパクトデジタルカメラはどんどん普及機がなくなり、最近の普及機は聞いたこともないようなメーカーのものが通販等で売られている有様だ。日本の老舗メーカーのコンパクトデジタルカメラは、生き残っているのはどれも少し尖った製品が多いと感じる。いい例が自分は持っていないが、お気軽月面撮影専用機と言われるニコンCOOLPIX P900だろう。また、夜空も撮れると話題の全周カメラ リコーTHEATAではないだろうか。
DSLRに目を移していくと、ペンタックスのアストロトレーサーが尖った製品だろう。ご存知の方も多いと思うが、同社の一眼レフはボディ内手ぶれ補正装置が撮像素子についているので、それとGPSを組み合わせて、星の日周運動に合わせて撮像素子を移動させて星を点像に写すことが可能な独創的な装置が付いている。しかも同社の最近の機種はローパスレスで、赤が写りやすいのが特徴で天体写真向きである。どうせ画像エンジンで処理するならコストが高いハード的にローパスフィルターを付けない方がいいので、今ではローパスフィルターを付ける必要性はないと思う。それから意外と知られていないのが、PENTAX645Z-IRという可視域から赤外線まで撮影できるラージフォーマットDSLRカメラがあるのだ。
ミラーレス一眼レフもだいぶあちこちから出揃ったが、APSサイズならFujifilmのXシリーズだと思う。理由はX-trans撮像素子(普及機の一部使っていない機種あり)のダイナミックレンジとローノイズ特性、ローパスフィルターレスで赤も写るし、高性能レンズ群があり、あらゆるレンズを取り付けられるマウントアダプター軍の多さだと思う。
また、ラージフォーマットのミラーレスGFX50Rも出ている。
天体専用カメラもどんどん新しいのが出てきている。特に以前はWebCam系のカメラが冷却化されてきたのが以前とは異なることだろう。特にこの分野は最近はQHY社やZWO社の大陸系メーカーの台頭が大きく市場を牽引している点が挙げられよう。このWeb系カメラもちょっと前まではソニーCCDが主流だったが、最近はソニーの裏面照射型CMOSイメージセンサが主流になっている。CCD対CMOSはWebCam系のカメラでは主流は裏面照射型CMOSイメージセンサに完全になって来ている感が否めない。これらのカメラはどちらかというと月や惑星系カメラとして使われてきたが、結構ノイズが低いのディープスカイにも使える。
このWebCam系のカメラを最近はしっかり冷却装置を取り付けたタイプのものが出てきている。しかもモノクロの機種もあり、フィルターワークが楽しめるようになってきた。安い機種はソニーの裏面照射型CMOSセンサーIMX183系が使われているのが多いようだ。また、最近は円筒型のカメラは主流でワンショットカラーならこのタイプのカメラを買うべきだろう。理由はRASAを始め、プラムフォーカスで撮影する光学系が出てきたからだ。
ただし、WebCam系のカメラの欠点はAVIで記録した時の階調が8ビット、12ビットであることである。
DSLRもそうなのであるが、RAWで記録しても階調は12ビットが普通だ。この点があるので、実はまだまだ観測にはCCD撮像素子が有利である。また、CMOSはアンプが必要でその感度ムラが実は問題になる。計測的には冷却CCDカメラが現状でもいいということで、本格的に天体写真による観測を行う方は16ビット階調のモノクロ冷却CCDカメラの選択肢が未だに唯一の選択肢だと思います。
冷却CCDカメラメーカーは、欧州ではイギリスのStarlightexpress社、イギリスのATIK社、チェコのMoravian Instruments Inc.社がある。アメリカでは実質Finger Lake Instruments社(FLI)しかないのかな? QSIも新機種でないし、Apogeeも何か最近見ないと思ったらOxford instruments社に買収されて新しいの出ないし、SBIGはDiffraction Limited社に買収されてしまったしでどうなるか不安定みたいだし、色々あるみたいですね。
  最近のKAF-16803ラージフォーマットでも以前の私のG4-16000カメラは画像のダウンロードが30秒かかっていたが、新機種G4-16000MarkIIは10秒(Low noise時)である。これは大きな進歩でStarlightexpressのTrius SX-56も同じCCDだがダウンロード6.8秒と速くなっている。これは結構大きなアドバンテージである。一晩で撮影できる枚数がかなりアップする。CMOSカメラの有利なのは実は読み出し速度が速いことであり、その辺を利用して高速移動天体捜索に活かしていこうとJAXAとかは考えている。でも課題がアンプノイズの多さだという。この辺もある程度はFLI社からだされているKeplerシリーズのカメラでは克服しているようである。ただし、KAF-16803CCDを使ったカメラの3倍くらいの値段がするので、おいそれとは買えないので比較にならないのかも知れない。
撮像素子はCMOSの技術的な説明はこちらやちょっと古いがこちらが参考になるだろう。

16 March 2019

2019/03/14.4227UTに三重県の中村氏がぎょしゃ座に新星を発見

2019/03/14.4227UTに三重県亀山市の中村氏がぎょしゃ座に11.3等級の新星をされたようです。
位置はこちら
TCP J05390410+4748030 2019 03 14.4227* 05 39 04.10 +47 48 03.0 11.3 U Aur 9 0
2019 03 14.4227
Yuji Nakamura, Kameyama, Mie, Japan, reports his discovery of this TCP (mag 11.3) in Aur on a CCD frame taken on 2019 Mar 14.4227 UT (limiting mag 13.0) using a 135mm F4.0 lens. The object was not shown on a frame taken on 2019 Mar 09.4284 UT (limiting mag 13.0). There is a 19.2 mag star USNO-A2.0 1350-06029095 on this position.
Tcpj05390410_4748030chart
新星の位置は緑のクロスマーク中心付近です。

09 March 2019

50cmRCとLucky Imagingによる連星の観測記事を見つけた

時間ができたので海外のサイト検索を興味の赴くままにしている。
こういう時間ができないと最近見ていなかった情報などに触れるチャンスがなかったので、いいひとときを過ごしている。
最近はCMOSのWebタイプCAMカメラが天体写真撮影に使われてからだいぶ時が経過しているが、ますます高性能になっているのは皆さんご存知のとおりです。しかも大陸系メーカーが進出したおかげで値段も安くなってきている。日本のお得意の分野であるはずであるが、この分野にはどうも日本メーカーは参画していない?。
さて、AlunaというドイツのハイエンドなRC系大型望遠鏡機器を手がけるメーカーのBLOGを見ていたら、1”以下の連星の写真をRあるいはNIRフィルターを使ってシーイングの影響を低減して挑戦している方のユーザー紹介がされていた。
Rainer Antonさんという方がこの写真を撮影された御本人で、彼は数年前から連星の位置の角度と距離を測定している観測者で、3.75 µmピクセルのPointGrey製の「Chameleon」ウェブカメラで撮影している。
公称解像度は約0.095 "/ピクセルで4倍サンプリングすることで、最大0.005"の精度を求めることが可能である。光学系はAlunaの20インチRCに2倍バローレンズの組み合わせで焦点距離8.2mで露出は100msec.で撮影している。
作例はこちら
http://www.alluna-optics.com/pic-new/binary-stars.jpg
一度に1000から1500枚の画像から、最良の50から100枚画像を選択して処理している。
凄いのが離角0.22”という日本からは南天の星なので観測できませんが、HDO296星という以下のようなデータの星
2MASS identifier: 1176523530
J mag: 5.242 +/- 0.04
2MASS 0, no artifacts or contamination
ph_qual 2MASS E, goodness-of-fit quality of profile-fit poor
H mag: 5.227 +/- 0.08
2MASS 0, no artifacts or contamination
ph_qual 2MASS E, goodness-of-fit quality of profile-fit poor
Ks mag: 4.909 +/- 0.02
2MASS 0, no artifacts or contamination
ph_qual 2MASS A, valid measurement, [jhk]snr>10 AND [jhk]cmsig<0.10857
APASS (AAVSO Photometric All-Sky Survey) data:
B mag: 6.377 +/-
V mag: 5.961 +/-
Running number within UCAC4 catalog: 210385
とでているのですが、連星でこちらのカタログデータを示します。
HDO296
Catalogue of Components of Double and Multiple Stars
CCDM 21552-6153
HDO 296
Star A
Proper motion in RA +0055 milliarcseconds/year
Proper motion in Dec -0079 milliarcseconds/year
Visual magnitude: 6.6
Spectral type F0
Components: 02


CPD -62 6277
SAO 255101
HD 207964
IDS 21478S6221A
HIP 108195
Data is from the 'Visual Double Stars in Hipparcos' data,
Dommanget J, Nys O, a supplement to the CCDM (described below),
available at
ftp://cdsarc.u-strasbg.fr/pub/cats/I/260
or ftp://adc.gsfc.nasa.gov/pub/adc/archives/catalogs/1/1260

This data replaces information from the original CCDM


Data from: Dommanget J,Nys O,Comm.Obs.R.Belgique,Ser.A,N.115(1994)
e-version at
ftp://cdsarc.u-strasbg.fr/pub/cats/I/211
or ftp://adc.gsfc.nasa.gov/pub/adc/archives/catalogs/1/1211

Catalogue of Components of Double and Multiple Stars
CCDM 21552-6153
HDO 296
Star B
Visual magnitude: 6.7
Measures: 99

This measure is for the Year 1901

IDS 21478S6221B
HIP 108195
Data is from the 'Visual Double Stars in Hipparcos' data,
Dommanget J, Nys O, a supplement to the CCDM (described below),
available at
ftp://cdsarc.u-strasbg.fr/pub/cats/I/260
or ftp://adc.gsfc.nasa.gov/pub/adc/archives/catalogs/1/1260

This data replaces information from the original CCDM


Data from: Dommanget J,Nys O,Comm.Obs.R.Belgique,Ser.A,N.115(1994)
e-version at
ftp://cdsarc.u-strasbg.fr/pub/cats/I/211
or ftp://adc.gsfc.nasa.gov/pub/adc/archives/catalogs/1/1211


の写真が出ていることです。これは凄い。
画像は下のURLです。
http://www.alluna-optics.com/pic-new/binarry-star-measurements.jpg

01 March 2019

2019/02/23の月面

 検索サイト大手のBLOGが2019/12/15で終了となることからしばらく放置していた@niftyのココログを主力に戻すことにいたしました。改めてよろしくお願いいたします。
 今回の月面が天体写真撮影の一区切りの撮影でした。今は詳しいことは書きません。
 2/23は一晩中晴れましたが、段々空は春めいており薄雲が時々通過していましたし、何となく霞んだ空でした。シーイングはまあ当地としてはこの季節にしてはいい感じかな?ということで、彗星撮影後に折角だからということで冷却CCDカメラを外して、昨年買ったFujifilmのX-E3で撮影しました。最近はペンタックスK-01ミラーレスからこちらにすっかりミラーレスの愛機が変わってしまいました。やっぱり、動画で月を撮影してもフルハイビジョンから4k動画の差異は明らかで、4kで撮影して、PIPPでAVI形式にコンバートしてからREGISTAXなりASで処理した方がいいです。実は恥ずかしながら漸くASでの処理がやれるようになりました。
Moon
最初がPIPPで処理したあと、REGISTAX V6で処理したものです。
次がPIPPで処理したあと、ASで処理したのち、WaveletフィルターだけREGISTAX V6で処理したものです。
Moon_as_rg
次が、このAS処理したものをMSB社ASTROART7で彩度を上げる処理をして、皆さんが一時流行っていた月面の岩石の種類で色が違うのでそれを強調する処理をしてみました。
Moon_as_rg_colourenhance
どうでしょうか?

共通データ/Orion Optics UK AG16(D400mm fl.1509mm), Fujifilm X-E3 4k動画モードで1分間動画撮影。
Asko SX-260PW赤道儀(ドイツFS2モータドライブに自家交換自動導入式に改造済)
PIPPにてAVI形式にコンバート

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