NGC 5907 on 2021/02/17

露出 RGB各3X300秒、L:10x60秒
イギリス製Orion Optics UK AG16 天体写真鏡(焦点距離1510mmF3.8)、バーダープラネタリウムCRGBフィルター、
チェコ製Moravian G4-16000 ラージフォーマット冷却CCDカメラ(CCD温度-25℃)、
アスコSX-260PW赤道儀(FS2自家改装自動導入)
追尾 ペンタックス100SD-UF+G0-0300ガイドカメラにて、
撮影コントロールソフトウエア SIPS
画像処理 前処理MSB社ASTROART7SP5
仕上げ SI8にてカラー合成 かぶり処理など
なかなか光害の影響で迷光によりWynneコレクターの斑が出てしまうのが、改善しない状態です。こんな状態で撮影しているので、ことしの秋になるとこの機材も10年を迎えます。本当に久しぶりにカメラにRGBフィルターを取り付けました。そこで、春の系外銀河を撮影する季節となったので、狙ってみました。低輝度部を切りすぎるとアドバイスをいただきますが、斑が酷いのでこれでも取り切れていませんが、この辺が私の画像処理と手持ちのソフトウエアでは除去するのが限界です。実は皆さんお使いのFLATAIDEがマスクがうまく作れずに意外と使えなくてこのソフトもお蔵入りしました。しばらくこの斑の除去法に悩んでいて、フラットエイドのマスクの問題点がわかっているので、それと似た処理をどうやって実現できるか検討していました。結果として、星を消す処理をできるASTROART7でセルフマスクを作ります。これでコレクターの斑を取り除く方法をMSBのASTGROART7でできるようになったので、今回その処理を使っています。
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